チタニアハイコートコーティングの7つの特色
接着剤等の有機溶剤は入っておりません。
アモルファス型過酸化チタンを主成分とした透明液です。
水がベースのほぼ中性分散液ですので、建物の基板を傷めません。
有機化合物溶剤が含まれておりませんので、
気候や薬品による影響にも強いコーティングです。
透明分散液ですので、基板の特性をそのまま生かせます。
バインダー樹脂がふくまれておりませんので、高い機能が得られます。
ほとんどの基板に固着し、時間がたつにつれて機能と塗膜硬度が増します。
常温でコーティングすることができるので、取り扱いが簡単です。
導電性機能により、帯電によるホコリや汚れが付着しにくくなります。
超親水性機能
チタニア・ハイコートコーティングは、通常時でも造膜表面に親水基(OH基)が修飾されており、
光励起による親水基の増大とあわせて超親水防曇機能を発揮します。したがって、用途により
光励起なしに超親水状態を発揮・維持することが可能となります。
チタニアハイコートコーティングの特色
基板にチタニア粒子が強固に造膜されるのは、過酸化基:ペルオキソ基が空気中のO2や
基板表面のOH基などと脱水縮合反応を繰り返すことによって接着するからです。
造膜内酸化チタン化合物粒子はほぼ球形で、2~10nm(+1)径と非常に小さい単位で粒子同士が点接合しています。そのため、加撓性に優れた膜となり、振動や基盤が彎曲しても亀裂が入ることがありません。